「TOEIC TEST英単語スピードマスター」の評判と使いかたを徹底的にレビューしてみた!

これからTOEICの勉強を始める人
これからTOEICの勉強を始める人

これから英語力を身に付けたいからTOEIC受けよう!「とにかくコレ1冊でTOEICに必要な単語を効率よく覚えられる」みたいなテキストってないかな?

↑こんな人にオススメの単語帳を紹介します。 

こんにちは。ヒロポンです。 

この記事ではTOEIC対策の単語帳「TOEIC L&R TEST英単語スピードマスター」の使い勝手を徹底的にレビューしていきたいと思います! 

この記事を書いている僕は、TOEICハイスコアは905点。今では大手企業の国際部署で働いていますので、それなりに信憑性のあるレビューになっているかと思います。 

さてこの英単語スピードマスターですが、一言でいうと、 

「TOEICを初めて勉強する人が最初に買うならとりあえずコレ!」 

といった内容ですね。 

TOEICによく出る語彙がまんべんなく網羅されており、変なクセもなく、とりあえず一冊買うならコレという印象です。 

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「TOEIC TEST英単語スピードマスター」|基本情報 

対象スコア全スコア(初〜中級がメインターゲット)
収録単語数約3,000語
ページ数460ページ
値段1,400円+税

TOEICの単語帳としては一般的なボリューム、サイズのテキストですね(つまり、結構重くて大きいです…) 。

TOEIC TEST英単語スピードマスター」|ページ構成 

次に、詳細な内容・ページ構成を見ていきたいと思います。 

「英単語スピードマスター」の全460ページは以下のような構成になっています。 

まず、このような単語と2〜3個の類義語の形式で、基本の品詞が154ページ↓ 

ちなみに基本の品詞の構成比は下記の通りです。 

  • 動詞:627語
  • 形容詞・副詞:489語
  • 名詞:454語 

これらの基本単語は、トピック問わずそもそも英文を理解するための基本的な単語ばかりですので、まずはここを徹底的に覚えましょう。 

次に、このようにトピック別のちょっと長めの例文とともにビジネス語・生活語が127ページ(ビジネス:1,441語+生活:751語)。 

この例文がTOEICの問題に近いものになっています(ビジネスはややレベルが高く感じますが、生活語は必修ですね) 

最後に厳選イディオムが37ページ(200語)にわたり収録されています↓ 

その他、補足ページとして 

  • Part1の頻出動詞:4ページ(約50語) 
  • 「動詞+名詞」のコロケーション:2ページ(約40語)
  • 紛らわしい単語ペア:3ページ(25組) 

コロケーション=動詞とそれに続く名詞の決まり切った組み合わせ。Part5に役立つ 

がコンパクトにまとめられています↓

単語帳の記事では毎回言っていますが、これらの補足ページを侮ってはいけません。 

こういうページにはTOEICならではの頻出表現がまとまっていますので、これを知っているかいないかではスコアに大きく差が出ます。 必ず覚えましょう。 

以上が、英単語スピードマスターのページ構成です。 

だいたい本の内容がイメージつきましたでしょうか? 

TOEIC TEST英単語スピードマスター」の使い方 

さて、ページ構成を見たところで、次にスピードマスターの効果的な使い方を紹介したいと思います。 

まずは基本の品詞から徹底的に 

まず、TOEICに限らず英文を理解するの必要な基本品詞を徹底的に覚えましょう。 

ここの語彙が不足しているようでは、次に出てくるビジネス語・生活語の例文がほとんど理解出来ないはずですので、辛いです。 

例文とともにビジネス語・生活語を 

基本品詞を覚えたらビジネス語・生活語に進みますが、僕の印象ではビジネスはやや難度が高めなので、まずは生活語を優先してやった方が良いと思います。 

ここに出てくる例文はかなりTOEICの問題に近いものになっているので、例文ごと覚えてしまいましょう。 

脳科学には「エピソード記憶」という言葉があり、単語を単体で覚えるよりも、その単語が出てきた話(エピソード)と一緒に覚えた方がより記憶に残りやすいからです。 

イディオム・補足ページは並行しての学習が効果的 

これらの基本品詞、生活語・ビジネスをやりつつ、合間の息抜きで 

  • 最後のイディオム 
  • 補足のPart1頻出動詞動詞+名詞のコロケーション 

を、並行してやっていきましょう。 

なぜなら、これらのイディオムや頻出動詞、コロケーションはPart1(リスニング)やPart5(文法穴埋め問題)において知っているだけで正解できる問題が沢山あるからです。 

なんなら試験1週間前はとにかくこれらのページだけをひたすら丸暗記することでもスコアUPにつながるはずです。 

TOEICにはそのくらい知っているか知らないかがスコアを分ける問題が多いです! 

「TOEIC TEST英単語スピードマスター」まとめ|受験経験者が初めてTOEICをうけるならコレ

さてというわけで、TOEICの定番単語帳「TOEIC TEST英単語スピードマスター」の内容と使い勝手をレビューしてきました。 

最後にもう一度この単語帳の特徴をまとめると、TOEICを初めて勉強する人が最初に買うならとりあえずコレ!ですね。 

受験を経験したことがある人であればTOEIC対策の単語帳はとりあえずコレ一冊で事足ります。 

そのくらいTOEICの定番語彙を網羅した内容になっています。 

なお、既にある程度のスコア(700〜800)を取っている人が、さらにハイスコアを目指すための必要最低限の単語を押さえるには、「出る単 金のフレーズ」がオススメです。 

関連記事:

というわけで、以上ヒロポンでした。 

おまけ|最近のTOEIC対策アプリはかなり優秀

さて、ここまでTOEIC対策のオススメ単語帳を紹介してきましたが、もう1つ紹介しておきたいものがあります。

それは「TOEIC対策アプリ」です。

漫画「ドラゴン桜2」より

僕自身、使ってみるまでは「まぁアプリなんて勉強の息抜きだよね」くらいに考えていましたが、全然そんな事はありませんでした。

むしろこれからの勉強はアプリやITが本流となり、それを使いこなす人が勝つ、と確信しました。

TOEIC対策にオススメのスマホアプリ

僕が試してみたアプリは「スタディサプリTOEIC」というアプリでしたが、こちらは単語だけでなく、リスニング(Part1〜4)や文法問題(Part5)、長文問題(Part6〜7)など、全てのパートにアプリだけで対応している点が大きな特徴です。

このように、クイズ形式の単語学習だけでなく、TOEIC本番にかなり近い形式で問題演習を行うことができます↓

「ひたすら反復練習」には、アプリ>紙の本

単語の学習は基本的にはひたすら「暗記」です。これは避けて通れません。

そして暗記のために重要なのはひたすら「反復練習」が有効です。

そして、自分も実際に使ってみて気付いたのですが、誰がなんと言おうと反復練習には紙の本よりもスマホアプリの方が優れています

なぜならスマホアプリは

  • 常に持ち歩ける
  • どこでも学習できる
  • 間違えた問題・苦手な問題だけを反復できる
  • 発音が音声再生される

などの特徴があるからです。

単語帳をいつでもどこでも持ち歩ける人は少ないと思いますが、スマホなら文字通りいつでもどこでもポケットに入れておくことができます。

しかもアプリなら、自分が間違えた問題だけを重点的に復習することも簡単です。

さらに、その場で音声が再生されるため、単語学習でよくある「この単語、発音まちがって覚えてた・・・」ということもありません。

このように、単語の暗記なら紙の本よりもスマホアプリの方が圧倒的に効率的に学習することができます。

スタディサプリは有料サービスですが、単語だけでなく全てのパートに対策できる点が特徴です。

また、7日間の無料体験もありますので、まだアプリでの学習を使ったことがない人は、ぜひ一度試してみて欲しいと思います。

僕が実際に使ってみた詳細レビューもぜひ参考にしてみてください↓

あわせて読みたい:スタディサプリTOEIC「だけ」でTOEIC対策はできるのか?|徹底的にレビューしてみた

それでは〜。

TOEIC単語
Eテキ!

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